家の価格のむずかしさ。
- 2020/09/14
- 17:34
家を建てたい気持ちがあるのに躊躇をしたり、建売を選んでしまう理由の一つに家の価格のわかりにくさがあると思います。
今日はその話を。
以前職場にいた同僚がぼやいていました。
今は倒産してなくなってしまった会社ですが○○ホームといって、
坪25万だったり、60年保証だったり、できて間もない会社だったはずですがTVCMをバンバン流して一気に知名度を上げていました。彼はまんまと先方の術中にはまり、契約したのですが、坪25万の中身はほぼ躯体。あれも追加これも追加、結局まっとうに住める仕様になる頃は坪60万になっていたそうです。
坪60万なら相当数の住宅会社、工務店が土俵に上がる価格ですね。
坪単価という言葉はとかく独り歩きをしがちですが、実は坪単価に何がどこまで含まれるか会社によって全く異なります。
例えば窓。シャッター付を標準にしている会社、網戸すらオプションにしている会社、水道工事なら家の中の工事だけを標準にしている会社、家の外までの工事を標準にしている会社それぞれです。そういうルールがあってないような世界ですから坪単価が安いと言って飛びついたはいいものの、あれもこれもオプションで気付いたらもう後戻りができない、そんなことはそこらじゅうで起きています。
だからローコストを売りにしている会社には気を付けた方がいいかもしれませんね。
もちろんすべてを込々というのは無理があるのは確かです。
例えばもともと家が建っていたところでしたら前面道路には配管が通っていて、家の敷地迄引き込まれているはずですが、全くの更地で配管は道路の反対側をとおっているとしたら道路を通行止めにして掘削して引き込み工事をしなければならず、その費用はばかになりません。
またあまり決め込んだ仕様にしてお客様の自由を奪うのも考えものです。
いろいろなものをオプションにすることが問題なのではありません。ただその場合、標準仕様からの上乗せ額が大体このくらいということが早い段階で明示されることが必要なのです。
今弊社で取り組んでいることは、家の入口価格ではなく(例えばウチは坪40万ですよー。でもそれでは住めませんから追加沢山してください、ではなく)“住める価格”を最初から提示する仕組みの商品としての家を現実化させようとしています。


パンフレットのひな型も出来上がりました。
価格が明確なれば安心ですね。
たのしみにしていてください。
今日はその話を。
以前職場にいた同僚がぼやいていました。
今は倒産してなくなってしまった会社ですが○○ホームといって、
坪25万だったり、60年保証だったり、できて間もない会社だったはずですがTVCMをバンバン流して一気に知名度を上げていました。彼はまんまと先方の術中にはまり、契約したのですが、坪25万の中身はほぼ躯体。あれも追加これも追加、結局まっとうに住める仕様になる頃は坪60万になっていたそうです。
坪60万なら相当数の住宅会社、工務店が土俵に上がる価格ですね。
坪単価という言葉はとかく独り歩きをしがちですが、実は坪単価に何がどこまで含まれるか会社によって全く異なります。
例えば窓。シャッター付を標準にしている会社、網戸すらオプションにしている会社、水道工事なら家の中の工事だけを標準にしている会社、家の外までの工事を標準にしている会社それぞれです。そういうルールがあってないような世界ですから坪単価が安いと言って飛びついたはいいものの、あれもこれもオプションで気付いたらもう後戻りができない、そんなことはそこらじゅうで起きています。
だからローコストを売りにしている会社には気を付けた方がいいかもしれませんね。
もちろんすべてを込々というのは無理があるのは確かです。
例えばもともと家が建っていたところでしたら前面道路には配管が通っていて、家の敷地迄引き込まれているはずですが、全くの更地で配管は道路の反対側をとおっているとしたら道路を通行止めにして掘削して引き込み工事をしなければならず、その費用はばかになりません。
またあまり決め込んだ仕様にしてお客様の自由を奪うのも考えものです。
いろいろなものをオプションにすることが問題なのではありません。ただその場合、標準仕様からの上乗せ額が大体このくらいということが早い段階で明示されることが必要なのです。
今弊社で取り組んでいることは、家の入口価格ではなく(例えばウチは坪40万ですよー。でもそれでは住めませんから追加沢山してください、ではなく)“住める価格”を最初から提示する仕組みの商品としての家を現実化させようとしています。



パンフレットのひな型も出来上がりました。
価格が明確なれば安心ですね。
たのしみにしていてください。
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