耐震補強やいろいろ
- 2020/11/16
- 13:52
今回はこの2~3か月の間に関わった仕事の主だったことをお伝えします。
まずは千葉市の耐震補強と併せて行った改装工事

千葉市は耐震に関してはかなり力を入れていて、平成12年までの建物も対象となります。(各条件あり、尚、市川市は昭和56年まで。詳細略)
きっかけは外壁塗装に伴うシール工事のときに柱が腐っていそうだということが分かったことがきっかけです。平成5年に住宅金融公庫を使って建てられた建物ということが書類等調べてわかったのですが、図面と建物の不整合が多くみられ、耐震診断を行ったところ、評点がなんと0.5程度でした。
その流れで千葉市の耐震助成(100万円)を受けて工事を行うことになりました。

着工前のお風呂の様子。さほど心配いらないように見えます。

解体をしてみると漏水で木部が腐り、シロアリ被害も確認できました。

それより驚いたのは高基礎の表記がブロック基礎だったこと。解体屋さんがタイルをはつる際にブロックも壊れて露呈しました。
一事が万事で解体していくと???なところも少なからず露呈しました。
折角耐震補強するために解体するなら雰囲気を一新することになり、檜を無塗装で張ることになりました。

一方こちらは市川市の耐震補強工事
かなり古い家屋で前述と同様、タイルのお風呂です。
床下から風呂周りの土台の傷みは予想されましたが、壊してみたら土台はほぼ全滅でした。
(土台はシロアリ被害で土にされていました。)

土台の入れ替えと柱交換、柱の追加や柱補強をしてさらに必要箇所を構造用合板で固めてからユニットバスに代えました。
こちらは市川市の新築現場です。

この現場はSDパネルという特殊な工法で作ることになり、弊社は設計、監理そして施工は
北新建設さんがたずさわる形で進んでいます。
北新建設の佐藤社長は若いころ、スーパーゼネコンで現場の修行経験があり、施工に関して非常に頼りになる方です。
またSDパネルという構造と断熱性の両方を兼ね備えた部材を使って組み立てることにより、耐震性はもとより、吹き抜けを計画しても上と下の温度差が殆どないという仕様が可能となります。

こちらは某保育園から依頼の家具製作のための図面。
はじめは伺ったイメージを簡単なスケッチにして、それを制作にするため、部材寸法や仕様をひとつひとつ決めていきます。
最後は
建築家の設計した住宅ですが経時変化した建具や襖の相談を受けました。

襖は葛布の袋張りの襖。

天地丈のガラス框戸に2枚のフランス丁番(建具の重さに丁番が耐えられず曲がってしまい開閉が出来なくなっていました。)
職人さんが頑張ってくださいました。
お礼にこんなうれしいメールが・・・。

皆様のお陰です。
ありがとうございます。
まずは千葉市の耐震補強と併せて行った改装工事

千葉市は耐震に関してはかなり力を入れていて、平成12年までの建物も対象となります。(各条件あり、尚、市川市は昭和56年まで。詳細略)
きっかけは外壁塗装に伴うシール工事のときに柱が腐っていそうだということが分かったことがきっかけです。平成5年に住宅金融公庫を使って建てられた建物ということが書類等調べてわかったのですが、図面と建物の不整合が多くみられ、耐震診断を行ったところ、評点がなんと0.5程度でした。
その流れで千葉市の耐震助成(100万円)を受けて工事を行うことになりました。

着工前のお風呂の様子。さほど心配いらないように見えます。

解体をしてみると漏水で木部が腐り、シロアリ被害も確認できました。

それより驚いたのは高基礎の表記がブロック基礎だったこと。解体屋さんがタイルをはつる際にブロックも壊れて露呈しました。
一事が万事で解体していくと???なところも少なからず露呈しました。
折角耐震補強するために解体するなら雰囲気を一新することになり、檜を無塗装で張ることになりました。

一方こちらは市川市の耐震補強工事
かなり古い家屋で前述と同様、タイルのお風呂です。
床下から風呂周りの土台の傷みは予想されましたが、壊してみたら土台はほぼ全滅でした。
(土台はシロアリ被害で土にされていました。)

土台の入れ替えと柱交換、柱の追加や柱補強をしてさらに必要箇所を構造用合板で固めてからユニットバスに代えました。
こちらは市川市の新築現場です。

この現場はSDパネルという特殊な工法で作ることになり、弊社は設計、監理そして施工は
北新建設さんがたずさわる形で進んでいます。
北新建設の佐藤社長は若いころ、スーパーゼネコンで現場の修行経験があり、施工に関して非常に頼りになる方です。
またSDパネルという構造と断熱性の両方を兼ね備えた部材を使って組み立てることにより、耐震性はもとより、吹き抜けを計画しても上と下の温度差が殆どないという仕様が可能となります。

こちらは某保育園から依頼の家具製作のための図面。
はじめは伺ったイメージを簡単なスケッチにして、それを制作にするため、部材寸法や仕様をひとつひとつ決めていきます。
最後は
建築家の設計した住宅ですが経時変化した建具や襖の相談を受けました。

襖は葛布の袋張りの襖。


天地丈のガラス框戸に2枚のフランス丁番(建具の重さに丁番が耐えられず曲がってしまい開閉が出来なくなっていました。)
職人さんが頑張ってくださいました。
お礼にこんなうれしいメールが・・・。

皆様のお陰です。
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